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ちょっと真面目なお話です!
近年、防水工事や改修工事において
環境問題が非常に重要視されるようになってきました!
環境問題は無視できない問題ですね!
そんな環境問題に対応した
優しい防水工法が注目を集めています。
それが、がウレタン防水です。
ウレタン防水は、近年様々な進化を遂げています!
今回ご紹介するのは、ウレタン防水の絶縁工法です。
現在、様々な防水工法でも採用されている
絶縁工法は、下地の影響を受けることが少なく
下地の状態が良好でない場合や
水分を含んでいる可能性がある場合などに適している工法です。
下地に密着していないため防水層の寿命が長く
コスト削減に繋がります。
ウレタン防水・絶縁工法は
通気緩衝工法とも言います。
下地に通気緩衝シートを貼り付け
その上からウレタン防水材を塗り重ねる工法です。
密着工法の問題点であった
下地の水分による膨れなどが
この通気緩衝シートによって
防ぐことができるようになりました。
通気緩衝シートは
通気性能を持っていて
塗膜の膨れの原因となる
下地に含まれている
蒸気化した水分を
取り付けられた脱気装置から
外部に脱気させることができます。
また、下地の防水層の破断防止にも繋がり
塗膜の耐久性を大幅に向上させることが
可能になりました!
下地の清掃(水洗いなど)をして、綺麗な下地にするための補修をする。
このような地味な作業をしっかり行うことで
仕上がりが変わってきます!
ムラが出ないように均一にプライマーを塗布する。
しっかり塗って行きます!
プライマーが綺麗に乾いた後
通気緩衝シートを貼り付け、突き合せ部分やシート端部の処理を行う。
隙間が開かないようにきっちり敷いて行きます!
2回塗りをして所定の厚みに仕上げる。
丁寧に仕上げて行きます!
ウレタン防水層の保護のためのトップコートを塗布して完了!
綺麗に仕上がりました!
ウレタン防水絶縁工法は以下のようなメリットがあります。
・下地の影響を受けないため、膨れや破断がしにくい。
・複雑な箇所の防水に適している。
・各種工法のかぶせ改修が可能。
・比較的低コストで、ランニングコストの低減ができる。
ウレタン防水絶縁工法にも以下のようなデメリットがあるため、注意が必要です。
・2 液型タイプのウレタン防水の場合は、ミキシング不良の心配がある。
・定期的に(5 年に 1 回程度)トップコートの塗り替えが必要。
・施工は天候に左右される
・軽歩行は可能だが、重歩行は不可。
建物の寿命は
建物を守る防水材や工法によって大きく影響されます。
ウレタン防水のメンテナンスを確実に行い
ウレタン防水の寿命を長く保ちましょう!
これから梅雨に入ります!
雨でのトラブルなど増えてきます!
防水工事などで不安な事はありませんか?
梅雨の時期に不安な事や
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弊社の職人が責任を持って対応させていただきます!